ADMIN MENU ≫ | IMAGE | WRITES | ADMIN
 三津田信三 の記事一覧
スポンサーサイト 
--.--.--.-- / --:-- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『厭魅の如き憑くもの』 三津田信三  原書房 
2006.03.05.Sun / 02:13 
厭魅の如き憑くもの 厭魅の如き憑くもの
三津田 信三 (2006/02)
原書房
この商品の詳細を見る

 横溝正史ワールドを少々リズム音痴にしたものに、恩田陸の『ユージニア』のラストのごとき素敵に不気味な余韻を残している作品。か~な~り苦労して読んだせいか、読後は達成感でいっぱいでした。結構満足。

 憑き物信仰に興味のある「僕」が因習に閉ざされた村で起こった連続怪死事件の謎を追っていく話。

 民俗ホラーに判じ物が加わり、謎が混沌としていく。本格ミステリとして謎解きをしようにも、前半のホラーじみた描写が強烈に面白すぎて、己の思考を遮ってしまっているかと。なるほど作者の術中に嵌ってしまうということは、こういうことをいうのだと、心地よい悔しさを覚えてしまった。

 民俗学がテーマにあるので、その薀蓄がちょくちょく顔を出しているせいか、なかなか真相に近づけない。この辺りは興味のある方は楽しくてしょうがないんだろうけど、もしかして退屈に感じられる方もいるかもしれない。私はまあ、結構愉しめましたが。

 真相は予想圏内。仕掛けや伏線は丁寧に作られているのだが、あまりにも凝っているため、時系列に読み取っていくのは骨が折れる。しかしこの緻密さはすごい。まあ、だから最後の犯人探しは、ただの勘ですが。だけど、勘を働かせられる作り方をしてくれているというのは嬉しい。村の異様なおどろおどろしさに動機がすんなり溶け込み、不思議な雰囲気を醸し出していて非常に面白かったです。

続きは、はてなにもらったコメントとトラックバックです。
▽Open more.
スポンサーサイト
| BLOG TOP |
プロフィール

でこぽん

Author:でこぽん
 ようこそいらっしゃいました。
でこぽんです。

 このブログは「でこぽんの読書日記」のミラーサイトになります。感想文の保管庫ですね。読書通信となっていますがdollのほうがメインになるかと。なるべく多くの写真を載せていきたいと思います。画像をクリックしていただくと元の大きなサイズになります。
 それではどうぞよろしくお願いします。

 高速画像表示にするため、「広告あり」に設定しました。ちょっと邪魔ですがよろしくお願いします。2011/12/21

---------
 感想でいらした方は、カテゴリの[国内海外]の感想をクリックしていただくと日付順に表示されますので見やすいかと思います。
 でも最近は感想文は書いてないです。すみません。

---------
 カテゴリのところをちょっといじりました。
 ドールはmomoko、Misaki、Barbie、FRと分けて、それぞれの全記事が表示できるようにしました。少しは使い勝手がよくなったと思うのですが、どうでしょうか。2008/7/23

----------------
 何かありましたらこちらまで。
 メールアドレス
yokonetjp*yahoo.co.jp(*を@に変えてください。)

------------
 薔薇の黒背景は画像が綺麗に見えるので私も好きでしたが、やはりエントリ別に見るときは使い勝手が良くないようです。CSSを弄れるといいのですが、このレベルになるとさすがに勉強しないと無理なのでやめました。ずいぶん粘ってみたんですけどね。なので元に戻しました。またそのうち黒背景にすると思います。2008/09/24
------------
 そうそう。コメントは「OPEN▼」でも読めます。いちいち戻らなくてもいいので便利かもしれません。

最近のコメント
最近のトラックバック
カウンター
でこぽんの読書メーター
でこぽんさんの読書メーター
QRコード
QR
CopyRight 2006 でこぽんの読書通信 All rights reserved.
Photo material by <ivory> / Designed by Il mio diario
Powered by FC2BLOG / 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。