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 平山瑞穂 の記事一覧
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『桃の向こう』 平山瑞穂 角川書店 
2008.10.09.Thu / 23:23 
桃の向こう桃の向こう
(2008/09/26)
平山 瑞穂

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 恋人未満にある、男女三人の不思議系の話。話が斜め上をいっているせいか、若い人の感性にはついていけなかった。結構面白い話をしているような気はするのだが。

 それぞれ、恋愛を軸に人生に対する考えを述べているのだが、講釈が難しすぎて、いったい何が言いたかったのかさっぱり分からないで終わった。

 いやだけどもう、恋愛についての薀蓄だけは勘弁してほしい。おなか一杯。

 男二人で、好きも嫌いもないだろ。ところで約一名の彼女はいったいどうなっちまったの?

 幻想的でめくるめく世界が好きな方にお薦め。
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『株式会社ハピネス計画』 平山瑞穂 小学館 
2007.09.22.Sat / 01:49 
株式会社ハピネス計画株式会社ハピネス計画
(2007/07/31)
平山 瑞穂

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  ★★★★☆

 タイトルから想像して、これってどんなヘンテコリンな会社物語なんだろう、と思いながら読んだら、あらま、ちょっぴり変態チックな主人公(嘘)が妄想と幻想のなかでウロウロする話ぢゃないですか。なるほど。結婚目前で婚約者に逃げられ、会社もクビになって、悲惨このうえない主人公に「株式会社」とか「計画」なんていうお堅い言葉がキーワードになるわけがない。無職で暇にしていた主人公のところに、ロックスターになったという中学時代の友人が連絡してきて、自分の愛人&子供の世話をしてくれ、なんて話から始まるんだから、そりゃ荒唐無稽な話も出てくるというものだ。

 良く言えばかなり自由奔放に、少々意地悪く言えば何を書きたかったのかわからないくらいに無茶苦茶に筆を進めているのが気に入った。出だしから“言葉”に執着した究極的な可笑しさは、声に出して笑えるくらい面白かったし、周りのぶっとんだ人たちの愛らしさもいい。中盤、少々中だるみして目蓋が重くなってきたが、そもそも幻想を抱いて妄想にふけっている主人公が喋っているんだから、読んでいるこちらも朦朧となるのも仕方がないというところか。なんにせよ、終わりよければ全てよし、というエンディングで、綺麗に決まった。幸せ。
『冥王星パーティ』 平山瑞穂 新潮社 
2007.04.02.Mon / 10:17 
冥王星パーティ 冥王星パーティ
平山 瑞穂 (2007/03)
新潮社
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  ★★★★★

 面白かった。面白かった。面白かった。そして、じんとくる男と女の話だった。
 
 美人だし、頭だって悪くないのに、男の趣味がダメダメな都築祥子と、文学オタクで絶対女にもてないと思い込んでいる鈍くさい男の桜川衛。こんな二人のちょっと変わった青春小説と言えばいいのか、どこまでも迷走していく姿が、笑っちゃうほど楽しい。
 
 第一章。思い込みが激しくて気の短い女の子と、妄想癖があって挙動が怪しいヤツの話。しかもそれが高校生の時となれば、ふとした拍子にすれ違ってしまうのもしょうがないのか。ああ、やっぱりそうくるか、とやきもきしながら読んでいくのだが、そりゃこんなヘンテコな二人だし、まっとうな恋愛になるはずがないと思うものの、とことん応援したくなってしまうのもしょうがない。
 
 第二章と第三章。祥子の大学時代のサークルの話と、桜川が証券会社で女の子と遊ぶ話が、それぞれの視点で語られる。若気の至りと片付けてしまうのは簡単だが、同じ過ちを繰り返してしまうのは傍で見ててももどかしくて、ああ、そんなことはダメだよ、って老婆心ながら言わずにはいられない。だけど、失敗しても失敗しても、人はへこたれないで先に進んでいくことができるんだってこと。そういうのはやっぱりいいね。変わった奴がたくさん出てきて楽しかったが、その中でも、とにかく祥子が素晴らしかった。祥子の大学の先輩、望月の強烈さも好きだったなあ。
 
 ぎっくり腰で安静にしとかなくちゃいけないのに、そんなことなんか忘れ去ってしまうくらい、読むのが止められなかった。終わりのほうに近づくにつれて、どれだけ悲しかったか。読んでる最中、ほんとに楽しかったなあ。もっともっと読みたいと思う本でした。「冥王星パーティ」というタイトルも装丁も素晴らしかった。
 
 お薦め。
『忘れないと誓ったぼくがいた』 平山瑞穂 新潮社 
2006.03.06.Mon / 10:18 
忘れないと誓ったぼくがいた忘れないと誓ったぼくがいた
(2006/02/20)
平山 瑞穂

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  ★★★☆

 ワスチカ読みました。

 淡いセピア色をした恋愛ふぁんたじぃでした。

 高校生の「ぼく」は、かつて素敵な恋愛をしたことがあったことを知っている。記録は、ノートと一本のDVCにあった。だけどそれは「ぼく」の中では失われ、記憶として残ってはいなかった。だけど「ぼく」は、記録だけを頼りに淡々と私たちに語ってくれる、そういう物語です。

 だんだんと思い出せなくなってくる彼女を「忘れない」ないために必死で努力していく姿は、ある小説を思い出すのですが、健忘症とは程遠い若者であるため切なさが込み上げてきます。底にあるのは難病ものだし、ついでに超自然的な要素を含まれていて、得てして現実離れした違和感だけが残ってしまうものですが、不合理で忌まわしい現象をロマンティックなもので包み込み、心もとない気持ちを平易な文体で表してくれているため、するっと心の中に入り込んできます。
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 薔薇の黒背景は画像が綺麗に見えるので私も好きでしたが、やはりエントリ別に見るときは使い勝手が良くないようです。CSSを弄れるといいのですが、このレベルになるとさすがに勉強しないと無理なのでやめました。ずいぶん粘ってみたんですけどね。なので元に戻しました。またそのうち黒背景にすると思います。2008/09/24
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 そうそう。コメントは「OPEN▼」でも読めます。いちいち戻らなくてもいいので便利かもしれません。

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