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『セリヌンティウスの舟』 石持浅海 光文社 
2005.12.19.Mon / 22:57 
セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)
(2005/10/20)
石持 浅海

商品詳細を見る

  ★★★★☆

 秀作です。

 200頁を本当に楽しみました。

 「青酸カリの瓶」のキャップが閉まっていて、転がっていたのは何故なのか。たったこれだけの謎で、心理面を主軸に据え、最後まで引っ張っていく内容は素晴らしかったです。自殺者が何を考え、何を伝えたかったのか。また協力者がいたことを暗示しているような状況の意味とは。5人のダイバー仲間がこの謎を解いていく上での心理合戦は本当に見事でした。

 星半個減らしたのは、自分が想像していたものと違って、内容そのままだったからです。初めの提示を信じられなくて、もっと違う展開を予想していたのですが、これはひねくれていた私がいけなかったのですね。

 で、本来なら、「はあ!?」とか「そんなわけないだろ」とか「バカヤロー」とか、ありとあらゆる罵詈雑言がでてくるところですが、はい、私は素直ないい読者なので、このしょうもない設定であろうが、乱暴な動機であろうが、思い込んだら疑うことを知らない人の良さそうな登場人物達ばかりであろうが、鳥肌が立ちそうな人間関係であろうが、すべて受け入れて、ただこの素晴らしい着眼点に酔いしれ、純粋に筋だけを追って楽しみながら読書をしました。

 そういう意味で、ラストもこの物語にぴったりの終わり方でしたね。なんの意味づけもできないのですが、綺麗に終わらせていたので満足です。


 ところで、みっちゃんって、鬱病かなにかだったんですか?
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