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『ネクロポリス』 恩田陸 朝日新聞社 
2005.11.21.Mon / 21:41 
ネクロポリス 上ネクロポリス 上
(2005/10/13)
恩田 陸

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ネクロポリス 下ネクロポリス 下
(2005/10/13)
恩田 陸

商品詳細を見る

  ★★

 やっと読み終わりました。やれやれ。

 やっぱりファンタジーは私には合いませんね。読みやすいしサクサク読めちゃうのですが、如何せん、とにかく退屈。「ヒガン」というテーマはなかなか興味深いものがあるし、主人公は東大の人類学の博士課程ということだったので民俗学がらみの面白い話もあるかと期待して読んだのですが、言葉が並んでいるだけの薄い内容でしたね。八咫烏、鳥居、陰陽師、かごめかごめ、百物語、マヨイガ、観音島、補陀落山、ギリシア神話などなど。魅力的な言葉のオンパレードなんですが、ちらっと触れているだけでは気持ちの高ぶりはありません。物語の舞台設定や雰囲気は、異次元の世界に紛れ込んだようにわくわくするほど面白いので、これでは勿体なさ過ぎです。ちょっと詰め込みすぎましたか。

 解決編はやや急ぎすぎた感があって、あれ?これでもう終わりなの?という締まらない結末でしたね。

 年齢的にもこんな想像力豊かな世界に嵌ることは出来なくなってきたのでしょうか。ほんとに、この話が物凄く好きだという人が羨ましくてなりません。残念ですが私には合わなかった
 
 ということで、すみません。
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# magurit 『 こんばんは。//『ネクロポリス』:”和風伝奇的ファンタジー”という感じなのですね。『ネクロ〜』とくると,『ネクロノミコン』=「クトゥルー神話」に直結してしまう読書脳なものですから・・・(苦笑)。//「八咫烏、鳥居、陰陽師・・・」の辺りから想像されるのは,高橋克彦『総門谷』みたいな感じなのかなぁと・・・。随分昔になりますが『総門谷』は何かの書評で読んで,書店巡りをして探し出した時は,因縁めいたものを勝手に感じたりして・・(笑)。初めて読んだ時は,あの分厚い新書サイズにわくわくしながらも,結末の尻窄み感に愕然としました。その後『総門谷R』が出た時,読み始めましたがどうにも馴染めず,どこかに積んだままです。//たぶん『総門谷』を読んだ頃は,栗本薫『魔界水滸伝』・荒俣宏『帝都物語』に浸っていたような記憶があります。しかし,栗本氏の作品は,スタートから4〜5冊は,オドロオドロしくていいのですが,急に会話量が増え,ご都合主義的な展開になるようで・・・。やっぱり『グイン・サーガ』も最初の4,5冊だけだったかな,ワクワクしたのは・・。//年齢は関係ないと思いますけど・・。キビシイけれど,「作者の技量」だと個人的に思います。だって,読者あっての作家ですから。ターゲットをどこに置くのかは,出版社=編集者の責任だし。読者に責任はありませんよ(笑)。と,過激なコメント,ゴメンナサイ。』

# でこぽん 『マグリットさん、こんばんは。
私のどうしようもない感想へこのような魅力的なコメントをしてくださり有難うございます。感激しております。
『ネクロポリス』は“和風伝奇的ファンタジー”と思えばなんて素敵なんでしょう。これはミステリーとファンタジーとホラーが融合した小説ですね。切り裂きジャックを思わせる連続殺人鬼「血濡れジャック」とは一体誰なのか。舞台は「V.ファー」という極東の島国。そこは英国の植民地支配を受けた後、日本の文化が入ってきたという不思議な国。聖地アナザー・ヒルで年に一ヵ月だけ「ヒガン」と呼ばれるものが開かれているのですが、この期間は死者が実体として現れ、彼らは「お客さん」として迎えられて人々と一時の交流を楽しむのです。死んだ人と会えるなんてすごくロマティックですよね。そんな非日常的空間で、恩田陸が考えたアナザー・ヒルの風習や風俗が生き生きと描き出されており、私達はそんな不思議な空気を感じ取り異世界へと旅するのです。英国と日本が融合された伝奇ファンタジーでしょうか。こんな風に書くとわくわくしてくるでしょ?年齢は関係ないのですかね。物語としては非常に魅力的な設定だっただけに、好みとしてはもう少しだけ重厚なものにして欲しかったというところですね。

『ネクロノミコン』という作品を知らないのでなんとも言えないのですが、なんとなくオドロオドロしい雰囲気があるのでしょうか。
高橋克彦はかなり前にホラーしか読んだことがないですね。
栗本薫『魔界水滸伝』、荒俣宏『帝都物語』はよく聞きますが未読です。『グイン・サーガ』もずっと気になっていたのですが、読む機会を逸してしまっています。
栗本氏は中島梓名義のほうが馴染みがありましたね。栗本薫という名はヤオイの創設者の一人としてボーイズラブ小説で知りました。小説JUNEで連載されていた「小説道場」は非常に面白かったです。あらら、話が逸れてしまいましたね。
それでは、また。』

# magurit 『こんばんは。//『ネクロノミコン』は,クトゥルー神話内に存在する(実在しない)魔道書です。いきなりでスミマセンでした(苦笑)。あのコズミック・ホラーの神話世界には,実在しない?悪魔的な魔道書が幾つか登場しますが,実在するかのような印象を与えてくれるので,怖くて怖くて・・。神話を読んだ夜は布団を被って寝てました(笑)。//そういえば『魔界〜』も『グイン』もボーイズ・ラブ的要素(特に前者)はありますね。//『ネクロポリス』イメージが変わりました(笑)。甦りは,流行なのでしょうか?山田太一の『異人達の夏』(??でしたか),や『居酒屋ゆうれい』よりも,より実体化するのは何故なんでしょうね。では,また。』

# でこぽん 『マッグリットさん、こんにちは。
風邪を引いてぐったりしていました。栄養剤を飲んだら少し復活しました。
マグリットさんはコズミック・ホラーがお好きなようですね。私はホラーは大好きですが、クトゥルー系は読んでいないですね。怪奇幻想小説は大好きです。でも一般書で読むのではなくてボーイズラブ小説で読むことが多いです。それというのもやっぱり挿絵が欲しいというところでしょうか。神話ってそんなに怖いのですか。それは是非読みたいですね。『魔界~』はボーイズラブ的要素があるということですから楽しみです。
最近は映画を観てないので『異人たちとの夏』も『居酒屋ゆうれい』も知らなかったのですが、どちらも名作のようですね。梶尾真治の『黄泉がえり』は読みましたが忘れました。私にとって蘇りはそれほど感動するという事柄じゃないようです。『ネクロポリス』では死んだ人が実体化して、しかも生きている人と同じように御飯を食べたりという日常生活をしたり、まあ他にも色々と出来たりするわけですが、そういうのって「ふ~ん」というわけで感動することに繋がらないのですね。ホラーファンタジーだったらもう少しぞぞぞっと、それこそ夜は布団を被って寝るくらいの怖さなんかがあったら面白かっただろうと思いますね。また色々と教えてくだいね。それでは。』

# teto2005 『でこぽんさん、こんばんわ!
私も田舎の図書館ではやばやと『ネクロポリス』を借りて読んでいましたが、でこぽんさんと同じ気持ちになりました。
最終章が、最終巻になっててほしかったですよね・・・。あの1章が、もう1冊分しっかりとボリュームがあって、地下に降りたり何かと戦ったり謎を見つけ出したりしてほしかったなあと残念でなりませんでした。途中までのファンタジー感とアドベンチャー感と世界観がよかっただけに、よりもったいない寂しさがありましたね~。
風邪大丈夫ですか?早く治るといいですね!水分をたくさん取るここと、ビタミンCの錠剤や果物をたくさんとってくださいね☆そしてたくさん寝てくださいね!』

# でこぽん 『tetoさん、こんばんは。
あまり風邪をひかないのですが、だんだん酷くなってしまって少し寝込んでいました。お見舞いの言葉を本当にありがとうございます。やはりビタミンCはたくさん摂ったほうがいいのですね。ピンクグレープフルーツが好きなのでこれを食べていました。だいぶ良くなりましたので、また感想も書けると思います。

さて『ネクロポリス』ですが、tetoさんの感想を拝見しました。
「たぶん、今私たちが純粋にファンタジーを読んで、こんなふうにわくわくすることは少ないのではないでしょうか?それは成長ということのもつ悲しみのひとつです。」
同感です。これはもう仕方がないのでしょうね。
その後に続く、「この恩田さんは、大人である私たちがわくわく出来るミステリ&ファンタジーをつくってくれている」というのは本当にそう思います。
だけど私には物足りなかったというのが本心です。それは色々理由があるのですが、やはり最後の章が短すぎたということですね。tetoさんが仰る通りもっともっと何かをやって欲しかったです。残念でしたよね。』
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