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『八木剛士 史上最大の事件』 浦賀和宏 講談社 
2006.09.02.Sat / 21:17 
八木剛士史上最大の事件 (講談社ノベルス)八木剛士史上最大の事件 (講談社ノベルス)
(2006/08/08)
浦賀 和宏

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 八木剛士シリーズ第四弾です。

 前作のラストで希望が見えて爽やかに終わったのが嘘のようにどんよりとした雰囲気になっていましたね。こんなのは浦賀先生しか書けないんじゃないでしょうか。なんかもうすごかったです。ただそんだけ。とにかく早く続きが読みたいです。
 
 発売日は、ちょうどネットが出来なくなって鬱々と過ごしていたときですね。ものすごく楽しみにして買いに走ったら、どこにもなくてがっかりして、それで、やっとこさ手に入れてうきうきして読んだら、とんでもなくブルーな気分になってしまったという作品です。いやあ、参りました。まるで今のわたしのようです(冗談)。虐められて虐めぬかれて、これでもかと容赦なく降りかかってくる悪意の嵐。そんな中で不死身の男はじっと耐え続けているのです。まるでマゾ。
 
 これだけ容赦なくねちっこく、一つのテーマで延々と最初っから最後までしつこく描き続けていけるというのもなかなか出来るもんじゃないでしょう。それが「虐め」というブルーなテーマのことなら尚更です。読者が憂鬱な気分になろうとも知ったこっちゃない、という開き直りともいえるこの書きっぷりが、この小説を素晴らしいものにしてるんですね。
 
 松浦純菜への恋心だけが最近の救いだった八木剛士。そんな彼の、虐めに虐められぬかれた身のうちで、自虐的ともいえる脳内変換がどうなったのか知る由もないですが、彼の一途ともいえる恋心はもう誰にも止められない。ということで、脳内暴走がいきつくところまでいったところで次回乞うご期待となっていました。残念。つうか、史上最大の事件はどこにいったんだ?いやはや、こんなの誰も予想できないよな。さすが浦賀先生。だけど、そんなことでいいのか八木剛士。謎のスナイパーとの決着はどうつけるんだ?読者にも本当の正体を隠している八木剛士のようだけど、真の姿を見せたときの闘いが見物かもしれない。悪魔とか偽王とか。意味深な言葉がいっぱい。おおっと、これは言っちゃあいけないんだろうな。
 
 今秋刊行予定では『さよなら純菜、そして不死の怪物』となっていました。こりゃどうみても、

 悪魔になって今まで虐めていた奴らを皆殺しにして、それに巻き込まれてしまった純菜を誤って殺しちゃうんだよ。で、さよなら純菜だな。そのとき絶望の淵にある八木はいよいよ偽王として覚醒し、「宇宙人でさえ、彼を愛することはない」怪物となって《使い》の親分をやっつけるという話、だな。
 
 そんな宇宙人も驚く醜い顔の八木はこれからいったいどう生きていくんだろう。純菜に死なれて、つうか殺しちゃって、いよいよ心の均衡は崩れてしまった八木はどこにいっちゃうんだろう。と、妄想は限りなく続いてゆくのであった。おしまい。
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